テラモーターズ、分譲マンションにて続々EV充電インフラの導入決定

合意形成が難しい分譲マンションで総会可決までスムーズに進行

EVをもっと身近にすることを目指す、Terra Motors株式会社(本社:東京都千代田区、取締役会長:徳重徹 / 代表取締役社長:上田晃裕、以下、テラモーターズ)が展開する、既設分譲マンションへの初期費用無料・ランニングコスト無料のサービスモデルである、EV充電インフラ「Terra Charge」(https://terramotors.co.jp/terra-charge/)は、2022年4月のサービス開始以降、300件以上の導入相談が継続し、分譲マンションにて導入が続々決定しています。日本でのEV化への期待感の高まりと、サービスが分譲マンションの課題解決に寄与していることを実感しております。今後、さらなる設置数、設置場所のバリエーション拡大のための事業展開を見据え、分譲マンションのモデルケースとしてJワザック両国様での導入についてご紹介するとともに、サービスの認知度向上に努めてまいります。

分譲マンションでの合意形成課題を解決する「Terra Charge」
 2021年1月、日本政府の施政方針演説での「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」という流れから、政府によるEV化の後押しが進んでいます。今年は国内でEVの発売が相次ぎ、一層EVへの注目が集まっているものの、EV充電インフラの不足は課題として残り、特に分譲マンションでは導入費用や管理工数の負担により合意形成が難しいという背景から、普及が進まない状況です。
 テラモーターズの「Terra Charge」は、日本のEV化を進めるために、特に分譲マンションでの合意形成課題を解決する、初期コスト無料・ランニングコスト無料を実現したEV充電インフラです。「予約・決済・管理」を可能とするソフト面と、「EV充電ケーブルの盗難を防ぐロック機能」などハード面も併せ無料提供し、マンションで導入しやすい、利用がしやすいインフラの提供を実現しています。

■「Terra Charge」導入事例

Jワザック両国管理組合理事長 片岡忠朗氏のコメント
 Jワザック両国の管理組合、理事会では、紙の削減をはじめ、太陽光発電システム、蓄電池システム、EV充電設備などSDGsの取り組みにつながる施策の導入を模索してきました。しかしながら、設備を導入するには、管理組合の総会において承認を得ることが必須である上、費用対効果を明確に算出できなければ、承認を得ることは容易なことではありません。特にEV充電設備については、EVの普及率が低い今の日本では、初期コストをかけて導入しても、コスト回収すらも数年ではままならないと考えており、重要度が高い案件ではあるものの、導入に向けて本格的に動くには壁があります。業界新聞で目にしたTerra Chargeの「EV充電設備の導入から運用まで無料で提供するサービスを展開する」点は、「総会でも承認を得られる」と直感し、その後、何度か打合せを重ね、理事会、現場調査、総会を経て、EV充電設備導入の議案が可決承認されるに至りました。
 マンションの充電インフラが整えば、災害対策として走る蓄電池の役割も果たすEVを所有できる環境へとつながります。長期的な住民の安心材料となれば、他のマンションでも連鎖的な反応として、設置検討が進む可能性があります。今回は、第一歩としての事例ではありますが、一人ひとりの小さなアクションが掛け合わさり、カーボンニュートラル社会の実現に寄与できると考えています。

■導入フェーズでの流れや課題
テラモーターズ EV充電インフラ事業責任者 中川耕輔のコメント

 2022年4月の事業開始後、既に300件超のお問い合わせをいただいています。初期にお問い合わせをいただいたJワザック両国様にて、提案、理事会でのご承認、5月末に総会の開催と順調に進み、無事導入決定に至っています。他の管理組合様でも続々と導入決定し、まだ事業開始から2ヶ月ですが、世の中の課題に対して、時流に乗ったソリューションを提供できていると実感しています。
 EVのメリットかつ普及の鍵として、自宅での充電といった基礎充電環境の整備は極めて重要です。特に既設の分譲マンションでは合意形成が難しいという課題がありますが、「Terra Charge」は、初期費用・ランニングコスト無料、受益者負担であることにより、マンションで合意形成できる・導入できることをコンセプトとしています。基礎充電においては、恒久的に利用が可能なEVコンセントのIoT化にフォーカスしています。お客様からより出力が大きい普通充電器のニーズが出ることもありますが、技術革新によりEVの電費改善は見えています。また、共用部の余剰電力においても、今後EV充電設備の増設ニーズを考えると、出力が大きい設備は、デマンド値の上昇や高圧契約への変更に直結してしまい、結果的に管理組合様にデメリットが生じます。長期的にご利用いただくにあたって最も普遍的なEVコンセントのIoT化が、基礎充電においてベストな選択であると自信を持ってご紹介しています。

今後の展開
 マンション管理会社のフロント担当者様から問い合わせをいただき、導入につながる事例が増えています。今後はより組織的に事業展開を進めるために、マンション管理会社様との提携も積極的に行ないます。よりスピーディに事業展開すると同時に、既設分譲マンションのみならず、新築マンションへの展開も見据えたディベロッパー様との連携強化を図ります。また、ユーザーの体験価値向上を目指し、同一プラットフォームを用いて日本中でEV充電可能な環境を創出するため、マンションに限らず様々な施設への展開を進めてまいります。

Terra Chargeとは
電気自動車の充電インフラ「Terra Charge」は、グローバルなEV産業の知見を有するテラモーターズが、日本でEVがもっと身近になる環境整備へ向け、2022年4月よりスタートしました。EVの充電設備に加え、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリ、管理クラウドの開発から、充電設備の設置工事、ハードおよびソフトの管理運営まで一気通貫の革新的サービスの提供を目指しています。
Terra Charge サービスページ:https://terramotors.co.jp/terra-charge/

PRTIMESプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000075648.html

Terra Motors株式会社
設立:2010年4月
資本金:19億円(資本準備金含む)
所在地:〒100-0011 東京都千代田区内幸町1丁目3番1号 幸ビルディング
URL:https://terramotors.co.jp/

事業概要:
テラモーターズは、「新産業を創造し、社会をより便利にする」ことをミッションに掲げ、持続可能な e-Mobility 産業におけるリーディングカンパニーを目指す、日本発のグローバルベンチャーです。電気自動車(EV)向け充電インフラ構築、及びEV2輪・3輪の開発から販売までの全行程を行います。日印を本拠点に、日本、南アジア、東南アジアにおけるモビリティ・プラットフォームを実現し、テラの強みである共創文化によって、EVがより身近な世界の実現に向けて貢献して参ります。

本件に関するお問い合わせ先

Terra Motors株式会社 
広報 PR 担当
TEL:050-5444-5959

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